東海愛知新聞バックナンバー
 4月11日【金】
薄緑色の「うこん桜」
上地八幡宮で見ごろに
岡崎市

岡崎市上地町の上地八幡宮(大須賀久人宮司)で10日、今年で6回目となる「桜まつり」が始まった。期間中の20日まで、境内に咲く「うこん桜」をながめながら、オリジナルの「さくらまんじゅう」と一緒に京都宇治の抹茶を500円で楽しむことができる。

うこん桜は、薄緑色で咲き始めた花が、しだいにピンク色に変わることから、別名「美人桜」と呼ばれる。通常、ソメイヨシノの花が終わってから1週間後に咲く。

同八幡宮のうこん桜は、昭和22(1947)年の拝殿造営の際、町内の住民から寄贈されたものを境内に移植した。樹齢はおよそ300年。同八幡宮によると、今年は6日に開花。今週末には満開になりそうで、見ごろは1週間ほど続くという。

まつり初日のこの日は、あいにくの雨にもかかわらず、カメラを手にした花見客が大勢訪れ、七分咲きとなった桜に向かってシャッターを切っていた。

12、13日には特別奉納舞「浦安舞」が披露される。





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