東海愛知新聞バックナンバー
 12月26日【水】
焼却処分の負担軽減
新中間処理施設
23年完成へ安全祈願祭
岡崎市

(仮称)岡崎市新一般廃棄物中間処理施設建設工事の安全祈願祭が25日、同市板田町の建設地(約7.8ヘクタール)で行われ、柴田紘一市長や設計・施工を請け負う新日鉄エンジニアリングの羽矢惇代表取締役社長ら関係者約100人が出席した。

地鎮の儀では、柴田市長の鎌入れや羽矢社長の鋤入れが行われた。市長は「2カ所のクリーンセンターは、ごみの多様化などで負担が増えている。新たな中間処理施設は最終処分場の延命にもつながる施設」と期待を述べ、「事故なく工事が完工されることを祈念します」とあいさつした。

着工にあたり、羽矢社長は「『安全、安定、安心できる施設』という要望に応えるため、社員一同、全力で取り組みたい」と決意を語った。

建設地の造成は昨年1月から始まり、今夏に終了。建設される施設の処理方式はシャフト炉式ガス化溶融で、1日に380トンのごみを処理する。

市と同社の契約金額は約139億円で、契約工期は今年の6月26日から平成23年6月30日まで。





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