東海愛知新聞バックナンバー
 12月16日【日】
野鳥保護など事例発表
岡崎で「こども環境フォーラム」

岡崎市こども環境フォーラム「聞いて!伝えて!自然からのメッセージ」が15日、同市朝日町の市せきれいホールで開かれ、子どもから大人まで多くの市民が会場に詰め掛けた。
 同フォーラムは、市内の小中学校で行われている環境教室や環境活動の事例を市民に紹介し、環境に対する意識を高めてもらおうと平成13年度から毎年開かれており、今年で7回目。
 今回は、愛鳥活動に取り組んでいる宮崎小学校、絶滅危惧種の淡水魚カワバタモロコの保護活動を続けている東海中学校の2校の児童、生徒が事例を発表した。
 このうち、宮崎小学校の児童たちは、「宮崎の自然との共存を考える宮崎っ子」と題して、学校周辺で56種類もの野鳥の生息が確認できることや、昭和49(1974)年に愛鳥モデル校の指定を受けて以降続いている親子探鳥会、巣箱の架設や営巣調査、愛鳥新聞の発行などの活動の様子を写真や寸劇で紹介。寸劇ではサンコウチョウ、アカショウビンなどの鳴き声も披露した。
 発表した児童たちは「私たちの住む宮崎学区を、人が野鳥や自然とかかわりあいながら共生できるもっと良い環境にしていきたい」と宣言していた。
 また、この日は今年度の環境推進事業ポスターコンクール特別賞入選者表彰も行われた。





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