東海愛知新聞バックナンバー
 8月23日【木】
書の美
岡崎総合書展「梅花展」
応募多い高校生「頼もしい」
神谷葵水さんの遺作も
市美術館

 岡崎総合書道会(牧野緑川会長)主催の岡崎総合書展「梅花展」が22日、岡崎市美術館で始まった。桜花展、藤花展と続く総合書展の第1弾。梅花展は60歳以上のシニアと高校生を対象にした公募展で、今年は特に高校生からの応募が多く、充実した展示会になっている。東海愛知新聞社など後援。
 シニアの部に53点、高校生の部に137点の計190点を展示。行書、草書などのほか、細かい字で書かれた臨書も並ぶ。
 同書道会では「若い人たちから多くの力作が寄せられ、頼もしい。将来も書に親しんでほしい」と期待していた。
 このほか会場には同書道会の常任理事、理事、顧問、参与の作品約40点も。今月18日に亡くなった書家・神谷葵水さんの遺作「肝膽楚越」も掲げられ、訪れた人が神谷さんをしのびながら鑑賞していた。
 梅花展は26日まで。引き続き30日―9月2日は桜花展、9月5―9日は藤花展が開かれる。  このほど審査があり、次のみなさんが入賞した。

 【シニアの部】市議会議長賞=小平宏雄▽岡崎総合書道会賞=布施園生▽特選=鈴木直子、成瀬敏、高嶋松扇▽褒賞=天野不昧、安藤よしの、河原光夫、水野政一、奥田勝、小林善実、山本健一、国島良子、神谷嘉子、金澤治利

 【高校生の部】市教育委員会賞=白鳳久子▽岡崎総合書道会賞=生駒南帆、石川泰地、那須千浩、太田晃生▽奨励賞=竹本悠華、盛武美穂、熊谷奈緒美、石川明加、植田美咲、志村優至、佐野真紗美、近藤美沙紀、高和朋美、山本愛佳、神谷有香、石川万里、櫻井ゆか、牧野田鶴、永田千陽、多田有里、高松里佳、池谷侑紀、成瀬由熙子、矢頭尚美





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