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東海愛知新聞

「カクフッくん」

岡崎市 狭あい道路拡幅事業をPR

岡崎市は、狭あい道路(道路幅1.8メートル以上4メートル未満の道路)の拡幅整備事業をPRするキャラクター「カクフッくん」を制作した。オカザえもんとのコラボや印刷物、キャラクターグッズなどへの起用で同事業を市民に紹介する。

カクフッくんのプロフィルは、幅員(道路幅)「1.8メートル」、体重は「アスファルトでできてるから重いよ」(原文のまま)、性格は「優しくてまじめな頑張り屋さん」(同)、将来の夢は「岡崎市の狭い道路を全部広くすること」という。道路幅の基準が分かりやすくなるよう、キャラクター自体に文字や数字を書き入れた。

道路幅は建築基準法で4メートル以上(建築物に隣接する場合)と定められている。同市では「狭あい道路の拡幅整備に関する条例」を2006(平成18)年度に施行。拡幅に必要な土地を市に寄付することで、補助金支給、測量費用負担といった助成も行っている。昨年度はオカザえもんが出演した広報番組を制作した。だが、条例制定当時に総延長約400キロとされていた狭あい道路のうち、19年度末までに拡幅できたのは約1.5キロ分という。

市住環境整備課によると、狭あい道路整備事業でキャラクターを起用するのは全国初。カクフッくんを考案した同課の細野貴子主査(45)は「狭あい道路やその整備事業について、幅広い世代に知ってもらいたい」と話している。

グッズ配布は新型コロナウイルスの感染拡大が終息後にスタート。申請すれば、狭あい道路拡幅整備PRに関する事業でカクフッくんが使用できる。問い合わせは、同課(23—6823)へ。

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