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東海愛知新聞

滞在者が全員退所

藤田医大岡崎 クルーズ船の乗客ら

新型コロナウイルスに集団感染したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客らを受け入れ、経過観察していた藤田医科大学岡崎医療センター(岡崎市針崎町)の滞在者が9日、全員退所した。同センターを運営する学校法人藤田学園が発表した。今後は4月1日の開院に向けて準備を進める。()

同センターは、2月19日未明〜26日夜の5回にわたり、延べ128人の乗客らを受け入れた。肺炎などの症状はないがウイルス検査で陽性だった乗客らが主だが、受け入れの前半3回分は陰性で同行を希望した家族ら(濃厚接触者)も含まれていた。同センター入所後、肺炎などの症状が疑われた50〜70代の男女17人が医療機関に搬送された。搬送者の中には濃厚接触者もいた。

退所者の大半は、入所後のウイルス検査で陰性が確認された下船者。24日〜3月9日に103人が退所した。ほかには、ロシアとオーストラリアの管理下に移行した計3人が退所したほか、陽性無症状者3人と濃厚接触者2人は8日に、特別隔離室を整備した藤田医科大学病院(豊明市)に転院したという。

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