エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

笑顔で「元気です」

市長らが高齢者訪問

老人福祉法で制定されている「老人の日」(9月15日)を前にした13日、岡崎市は記念事業として今年末で99歳以上になる市民を市長や副市長らが戸別訪問した。

17日に102歳になる鳥山志づゑさん宅には、内田康宏市長が訪問。祝い金品を手渡した。

鳥山さんは安城市出身で結婚を機に岡崎市に移り住んだ。27歳で夫が戦死し、(しゅうと)(しゅうとめ)に協力してもらいながら3人の子どもを育てた。現在は孫と玄孫(やしゃご)が3人ずついる。

もともと体は丈夫で、大きな病気にかかったことがないという。80歳ごろまで自転車に乗って移動し、85歳まで畑に出て米を中心に育てていた。転倒して何度か足や腕などを骨折した影響で現在は車いすで移動している。魚は苦手だが、食事は自分の手で取り、よく食べる。週に3回、南部市民センターのデイサービスに通所し、仲間との語らいを楽んでいる。

鳥山さんは「体は所々痛いけれど、元気です」と内田市長に笑って答えた。

市は15〜21日に今年末の時点で87歳の市民にも戸別訪問し、祝い金品を贈る。9月1日現在での対象者の見込み数は1692人(男性630人、女性1062人)。

また、99歳が101人(男性19人、女性82人)、100歳以上は165人(男性19人、女性146人)。市内の最高齢は1909(明治42)年生まれの巴一作さんの110歳。()

ページ最初へ