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東海愛知新聞

岡崎市職員採用試験 日程前倒し 簡略化

受験者増・人材確保へ

岡崎市は24日、新年度に実施する職員採用試験の日程の統一と、一部試験科目を廃止すると発表した。好景気による民間企業の求人増加などで公務員採用試験受験者が減少していることから、民間の採用スケジュールを意識した試験の日程前倒し・簡略化で受験者の増加や人材確保を図る。 ()

これまで別々の日程で行われていた「自己PR試験」と「教養・専門試験(A試験)」を統一し第1次試験の時期を5月中旬に一本化。受験区分は従来型の「教養・専門コース」と、民間企業でも選考に利用されている基礎能力試験(SPI)での「SPIコース」の2つ。申し込み開始は4月中旬、合否の発表は技術職が7月中旬、事務職が8月中旬になる。集団面接や論文試験などを廃止し、個人面接を充実させる。

人事課によると、今年度の採用試験受験者は内定予定者38人に対し、464人で前年(591人)より大幅に減少。人材確保に向け、試験の変更方針を定めた。

また、採用1年目の職員が制作したPRポスターやパンフレットを市役所などで配布し、情報発信を図る。

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