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東海愛知新聞

小中6校で問題あり

岡崎市教委 ブロック塀など緊急点検

岡崎市教育委員会は29日、大阪府北部地震で児童が倒壊した小学校のブロック塀の下敷きになって死亡した事故を受けて市内全小中学校(67校)に要請していた緊急点検で、安全性に問題があるブロック塀などを6校で確認したと発表した。

各校からの報告ではブロック塀をはじめ、石で作られた塀、掲示板、モニュメントなどが25校あった。報告をもとに、市教委・市建築部の技術職員が現地を訪れて損傷・劣化状況を調査した結果、6校で亀裂が入っていたり、控壁がなかったりしたことが確認された。

6校は城南小矢作東小城北中大門小井田小連尺小。城南小は敷地外からプール内が見えないようにする「目隠し塀」の役割を担っていた築40年のブロック塀(基礎部分含め高さ2.2メートル、延長約66メートル)で、ブロックや基礎部分に亀裂が入っていた。夏休み中にも撤去する方針で、撤去後は金属製の塀を設置する。

矢作東小では、控壁がない卒業制作のブロック製モニュメント(高さ1.8メートル)が27日に撤去された。大きさや不安定な形状、控壁がないことから不安視された城北中と井田小の掲示板(高さ1.4〜2.4メートル)、大門小の校舎内トイレの外に立つ目隠し塀(同1.4メートル)、連尺小のモニュメント(同2メートル)も7月中に撤去する方針。()

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