東海愛知新聞バックナンバー

 8月19日【金】

とびだせ! なかよし音頭

あす 岡崎学区夏祭りで披露

岡崎市岡崎小学校であす20日、学区の夏祭りが開かれる。4回目の今年は、オリジナルの盆踊り曲「とびだせ! なかよし音頭」を使用。17日夜に練習会が行われ、学区の一体感を高めようと住民らが練習に励んだ。

校庭の木や学区を流れる川、寺など、歌詞のヒントになる学区にちなんだ言葉を6年生から募集。近隣の城南、羽根両学区のオリジナル盆踊り曲を制作してきた市職員の磯村泉さんが、集まった言葉をもとに学区の過去、現在、未来を表現した歌詞と民謡をベースにした曲を作った。

市内の女性デュオ「Chiho×Chiharu」がメーンパートを歌い、児童がコーラスで参加。学区住民から募った寄付金でCDを300枚制作した。曲に合わせて、日本舞踊の講師が手話を取り入れた振り付けを考案した。

7月14日に学校で初めて曲を披露。本番4日前の17日の練習では、曲を初めて耳にする保護者や児童、住民ら約70人が輪を作って踊った。

学区住民の女性は「ゆっくりしたテンポは踊りなれない人にも覚えやすい。夏祭り以外でも聞けるようにして学区に定着させたい」と話していた。盆踊りは午後7時20分から行われる。(今井亮)