東海愛知新聞バックナンバー

 8月11日【木】

きょう「山の日」

岡崎の“最高峰”は本宮山
標高789メートル豊川、新城との市境

きょう11日は「山の日」。今年から施行された国民の祝日の一つで、祝日の追加は平成8年施行の「海の日」以来20年ぶり。祝日がない月は6月のみとなる。

「岡崎市で一番高い山は?」

山の日を前にそのような疑問を抱き、調べてみた。市の統計によると、最高地点は豊川、新城との市境にある本宮山の頂上で789.2メートル。

山頂付近には豊橋中継局があり、多くの巨大アンテナ群がある。また、砥鹿神社奥宮もある。南側の麓(豊川市)にはウオーキングのための施設が整備され、表参道と呼ばれる登山道がある。北側の岡崎市のくらがり渓谷側にも登山道がある。頂上までは約2時間強。車の場合は18年に無料化された本宮山スカイラインが山頂付近まで通っており、麓から30分弱で到達。途中、三河湾を望むことができる場所もある。山頂は麓よりも気温が5〜8℃低い。

周辺自治体のそれぞれの最高地点は、豊田市が足助地区の寧比曽岳(大多賀町)の1121メートル、西尾市は三ケ根山(東幡豆町)の326メートル、幸田町は遠望峰山(荻)の439メートル。(竹内雅紀)