東海愛知新聞バックナンバー

 7月24日【日】

漫画家が描く「仏」

三河武士のやかた家康館と岡崎城
総勢64人が72点

岡崎公園内にある三河武士のやかた家康館と岡崎城の2会場で、企画展「漫画家による仏の世界展」が開かれている。9月26日までの期間中、総勢64人の漫画家が描いた個性豊かな仏の姿が楽しめる。

両会場では、計72点の仏画を展示。フジオ・プロダクション作の「レレレ千手観音」は、故・赤塚不二夫さんの代表作『天才バカボン』に登場するキャラクターと千手観音菩薩像を融合。隣には仏画を基に制作された高さ2メートルの観音菩薩像も展示されている。

ほかに『ルパン三世』で知られるモンキー・パンチさん、『20世紀少年』の浦沢直樹さん、『ゴルゴ13』のさいとう・たかをさんなど、著名な漫画家による仏画が並んでいる。8月8日午後2時からは、出品者の1人・江口寿史さんによるサイン会を家康館で開催。当日に同展の図録を購入した人が対象で、先着200人。

観覧料は大人(中学生以上)510円、小人(5歳以上)270円。市内在住の中学生以下と65歳以上、障害者手帳などの所持者は無料。午前9時〜午後5時。

問い合わせは、家康館(24―2204)へ。(大山智也)