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 7月9日【土】

華やかな仮装行列

幸田・30日 夏の風物詩「彦左まつり」

幸田町の夏の風物詩「第28回幸田彦左まつり」(幸田町商工会主催)が30日午後5時から9時まで、幸田中央公園やJR幸田駅周辺などで開かれる。来場者は昨年並みの3万人が見込まれており、6〜9時には幸田駅前の県道岡崎幸田線や周辺道路に交通規制が敷かれる。雨天時は翌31日に順延。(横田沙貴)

午後5時に幸田中央公園で開会セレモニーがあり、三ヶ根太鼓やカンボジアダンスなどが披露される。6時から荻谷小学校マーチング隊、こども彦左、幸田文化協会の民謡、町国際交流協会のサンバ列、同商工会青年部の神輿などが出発。最後に町内6学区のコミュニティーと町内企業2社による目玉の「彦左仮装行列」があり、幸田駅前までの約800メートルを練り歩く。

仮装行列は、町ゆかりの人物で「天下のご意見番」として知られる「大久保彦左衛門」や、時代劇で知られる「一心太助」らに扮した人たちで構成される。中心となる大久保彦左衛門は、丸眼鏡に裃(かみしも)姿でたらいに乗って現れるのが特徴。

同駅北駐車場の特設ステージではキッズダンスやパラパラの発表。子ども彦左や彦左行列の到着後は、各団体の大久保彦左衛門へのインタビューも行われる。沿道では、通り沿いの商店や同商工会の青年部と女性部などの屋台も出そろう。

同商工会担当者は「華やかな仮装行列が彦左まつりの見どころ。多くの世代に楽しんでもらえたら」と話していた。

また、彦左仮装行列を対象にした写真コンクールも合わせて実施する。問い合わせは、同商工会(62―0120)へ。