東海愛知新聞バックナンバー

 11月8日【日】

秋香るジャズ&まつり

岡崎 中心市街地できょうまで

岡崎市の中心市街地一帯で7日、ジャズの祭典「岡崎ジャズストリート2015」と、多彩なイベントが楽しめる「岡崎城下家康公秋まつり」が開幕し、多くの人でにぎわいを見せた。ともにきょう8日まで。(大山智也)

ジャズの祭典10周年

10周年を迎えた岡崎ジャズストリートは、岡崎城二の丸能楽堂をはじめとする有料13会場と籠田公園本部など無料7会場の計20会場で実施。今年は「岡崎JAZZ November2015」と銘打って市内外に「ジャズの街・岡崎」の周知を図る試みも始まり、岡崎ジャズストリートがスタートを飾った。

初日の正午から、県警音楽隊やデキシーランドジャズバンド「リバーサイド・ストンパーズ」らが康生北交差点〜籠田公園区間を軽快な音楽とともにパレード。沿道に集まった観客にイベントの盛大な開幕を告げた。

各会場では、初出演の「ミチ・フジ クァルテット」「SUITE VOICE」をはじめ、10周年を記念して米国ニューヨーク市から招いたジャズトリオ「海野雅威 N・Y・トリオ」など注目のミュージシャンが登場。洗練された演奏と美しい歌声で聴衆を魅了した。

活気ある商工フェア

家康公秋まつりは、岡崎公園〜乙川河川敷一帯をメーン会場に行われており、多くの人でにぎわう。

河川敷の農林業祭では、地元の新鮮な野菜などを販売する朝市が人気。来年の市制施行100周年に向けて開発された地元農産物加工品の試食や軽食の屋台などもあり、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層が味わっていた。

多目的広場の商工フェアは、グレート家康公「葵」武将隊の演武やキッズダンスといったステージイベントをはじめ、全国のご当地グルメが並ぶ屋台、市内事業所のブース、各種体験コーナーも充実。きょう8日は、ステージで市制施行100周年のPRイベントや巨大かるたを使った歴史講習などが予定されている。