東海愛知新聞バックナンバー

 8月26日【水】

上半期死者ゼロ

岡崎市の火災概況

岡崎市消防本部はこのほど、平成27年上半期(1〜6月)の火災・救急・救助の概況を発表した。

統計によると、出火件数は51件(前年同期比19件減)。内訳は、建物火災が最も多く31件で前年同期とほぼ横ばい。出火原因は「放火・放火の疑い」が倍増して16件に。

火災による死者は2人減のゼロだった。過去10年間の年間最少死者数は平成18年の1人。下半期も死者が出なければ過去10年間で1度もなかった「死者ゼロ」が可能となる。

救急の出動件数は495件増の7709件、搬送人員は527人増の7169人。1日平均42.5件、40人で計算上は36分の1人が救急車で搬送されたことになる。要因としては、急病が大きく増加している。

救助出動は8件増の70件、14人増の44人。種別では、交通事故での救助出場が28件、建物などによる事故が26件と続く。