東海愛知新聞バックナンバー

 3月27日【金】

中嶋一貴さんに千社札

岡崎の後援会

岡崎市出身のレーシングドライバー中嶋一貴さん(30)の活躍を祈って地元・岡崎の後援会(宮石恒男会長)がこのほど、千社札を贈った。

後援会が激励の意味を込めて贈ったのは額入りの5色(オレンジ、緑、水色、白、茶色)。「中嶋一貴」の中に「岡崎」の文字が入っている。また、サイン色紙に貼る用の縮小版シールも合わせてプレゼントした。中嶋さんは今季、世界耐久選手権(WEC)にフル参戦することを表明しており、最高峰のル・マン24時間耐久レースでの優勝も期待されている。

千社札は寺院などの参拝の際に貼られたユニークな字体で書かれた人名。江戸時代に盛んだったと言われ、岡崎では大正から昭和初期にかけて千社札の交換会が行われたと伝わる。後援会有志が発案し「頑張ってほしい」と思いを込めた。

中嶋さん本人は公式ブログでも千社札のプレゼントを報告し、喜んでいる。(竹内雅紀)