東海愛知新聞バックナンバー

 4月6日【日】

きょう岡崎 家康行列

春を告げる時代絵巻

岡崎の桜まつりのメーン行事「家康行列」がきょう6日、岡崎市内中心街一帯で行われる。甲冑(かっちゅう)姿の武将隊列や美しい衣装を身にまとった姫列など約700人が勇壮な時代絵巻を繰り広げる。(竹内雅紀)

■てんかくん・オカザえもんらも参加

行列は今年で55回目。伊賀町の伊賀八幡宮で午後1時に出陣式を行い、30分後に出発。南下して康生北交差点、籠田公園前、明代橋、名鉄東岡崎駅前などを練り歩く。ゴールの乙川河川敷までは約3.5キロ。隊列は県警音楽隊を先頭にして、交通少年団や安全・安心多文化共生すすめ隊、消防音楽隊、姉妹都市提携30周年を記念して来岡している米ニューポートビーチ市の使節団らが乗車するオープンカーが続く。

岡崎も会場の1つになる11月の技能五輪全国大会をPRするイメージキャラクター・アイチータや、来年の徳川家康公顕彰400年記念事業をPRする「てんかくん」や味噌崎城オカザえもん、浜松市の「出世大名家康くん」のゆるキャラも参加する。グレート家康公「葵」武将隊や竹千代・少年武者隊の後には、於大の方、築山御前、亀姫、千姫の女性隊列が続き、岡崎三郎信康、井伊直政、本多忠勝、徳川家康、榊原康政、酒井忠次の武将隊列が登場する。

乙川河川敷では家康公検定PRイベントや火縄銃実演が行列到着前に行われる。午後3時すぎの行列到着後は、戦国模擬合戦と三河花火の打ち上げがある。

午前10時からは専用電話(0180―99―1133)で開催情報が確認できる。