東海愛知新聞バックナンバー

 8月11日【日】

あいちトリエンナーレ開幕

岡崎会場 美術家14組が参加

3年に1度の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2013」が10日、開幕した。2回目の今回は名古屋地区だけでなく、岡崎地区も会場となり、総勢122組の現代美術作家が各会場で作品を披露する。会期は10月27日までの79日間。(竹内雅紀)

出発進行でござる〜

岡崎地区の3会場のうちの1つ、東岡崎駅のホームでは開幕記念列車の出発式が行われ、トリエンナーレ実行委員会事務局の横山譲事務局長や酒井田幸成駅長、1日駅長に任命された岡崎アート広報大臣のオカザえもんが出席した。

横山事務局長は「ここにいるオカザえもんは徳川家康以来の地元の大スター。名鉄やオカザえもんの後押しは心強い。世界の一流作家がトリエンナーレならではの作品を出品しています。ぜひ足を運んでください」とあいさつした。

午前10時19分発伊奈行きの普通列車には「あいちトリエンナーレ2013」の特別系統板が掲げられた。横山事務局長と酒井田駅長、オカザえもんは出発の合図をして列車の出発を見送った。ホームには約300人(名鉄発表)のオカザえもんファンらが集まり、トリエンナーレの開幕を祝った。

岡崎地区は岡ビルを拠点とする「東岡崎駅」、岡崎シビコや伝馬通り沿いの空き店舗を利用する「康生」、松應寺界隈の「松本町」の3会場に14組の芸術家が16作品を展示する。チケットは、一般1,800円、大学生1,300円、高校生700円。中学生以下は無料。岡崎地区だけの観覧チケット(高校生以上)は300円。岡ビル1階とシビコ1階で販売している。

詳細は、トリエンナーレ実行委員会事務局(052―971―6111)へ。