東海愛知新聞バックナンバー

 4月5日【金】
岡崎・上地八幡宮

鬱金桜咲く

別名“美人桜”

岡崎市上地町の上地八幡宮(大須賀久人宮司)で、鬱金(うこん)桜が開花した。例年よりも1週間ほど開花が早く、恒例の桜まつりは予定を早めてあす6日から開かれる。(竹内雅紀)

別名「美人桜」とも呼ばれる鬱金桜は、咲き始めは薄黄緑色だが徐々にピンク色に変化するのが特徴。気温が高めの今年は「過去最速」(大須賀宮司)となる2日に開花。春らしい陽気となった4日には2、3分咲きとなり「5日には5分咲きに達するのではないか」と予想されている。

まつりは午前9時〜午後8時。午後6時からライトアップがあるほか、京都・宇治の抹茶とオリジナルの桜饅頭(まんじゅう)が味わえる茶席(500円)が設けられる。13、14両日の午前11時と午後2時からは特別奉納舞「浦安舞」もある。

大須賀宮司は「今年はいつもより黄色っぽい。9、10日には満開になりそう。境内で見ごろを迎えたソメイヨシノとの色のコントラストも楽しんでほしい」と話している。

問い合わせは上地八幡宮(52―6145)へ。ホームページで毎日、鬱金桜の開花状況を更新している。


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