東海愛知新聞バックナンバー

 4月5日【金】

こども発達センターの基本計画を策定

岡崎市

岡崎市は、発達障害児や知的障害児を支援する「こども発達センター」の整備計画などをまとめた基本計画を策定した。欠町の福祉の村内に相談や治療、通所機関を設けるほか、保育園や幼稚園に出向いて、対象となる園児への支援も行うとしている。

既存と新規を合わせた施設規模は4400平方メートル。民間の資金やノウハウを活用するPFI方式で平成28年度の完成を目指す。建設費は約23億円を見込む。

昨年度の児童福祉法改正で、施設だけで診療するのではなく、幼稚園や保育園に出向く地域支援活動が義務付けられた。今回の計画では治療施設を有しながら、地域支援もできる態勢を取っている。診療では延べ500人を対象としている。

基本計画は市役所西庁舎1階の市政情報コーナーや中央図書館、額田図書館、各市民センター、各地域交流センター、市のホームページで閲覧できる。