東海愛知新聞バックナンバー

 10月11日【木】

県議補選あす告示

岡崎 トリプル選の先陣切り

岡崎市長選挙出馬のため県議2人が辞職したことに伴う県議会岡崎市選挙区補欠選挙(被選挙数2)があす12日、告示される。投開票は21日。同選挙区での補選は初めて。14日告示の市長選、市議選(21日投開票)と合わせたトリプル選の先陣を切って9日間の選挙戦がスタートする。(竹内雅紀)

県議補選には4人の新人が立候補する見通し。自民党公認で市議の梅村順一さん(54)と会社役員の中根義高さん(40)、無所属で市議の鈴木雅登さん(42)と元衆院議員秘書の中川博登さん(34)。中根さんは昨年4月の県議選に続く挑戦、残る3人は初挑戦となる。梅村さんと鈴木さんは立候補した時点で、市議を自動失職する。

過去3回の県議選の投票率は40%台前半。ただし、今回は市長、市議のダブル選と投開票日が同じため、これまでよりも高い投票率が予想されている。9月2日現在の選挙人名簿登録者数は29万4,066人(男14万8,010人、女14万6,056人)。

市選管は10月に入ってから、ポスター掲示板の設置を急ピッチで進めている。経費削減のため市長選、市議選の掲示版は市の条例改正で従来の約半分の364カ所に。しかし、県議補選は県選管の管轄で法改正がされていないため、掲示板はこれまで通り657カ所。3選挙のポスターが並ぶ所もあれば、県議補選だけのポスターが並ぶ所もあるという変則的な形になっている。