東海愛知新聞バックナンバー

 9月21日【金】

高齢者守れ

きょうから秋の交通安全運動
明るい服装・反射材利用し気を緩めずに

「秋の交通安全運動」がきょう21日から30日まで、全国で一斉に行われる。この時期はツーリングやドライブ、行楽地に出掛ける人たちで交通量が増加。日照時間が短くなることから、例年交通事故が増加する傾向にあるとして、岡崎署などは注意を呼び掛けている。(横田沙貴)

重点は、

  1. 子どもと高齢者を交通事故から守ろう
  2. 夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗車中の交通事故をなくそう
  3. すべての座席でシートベルトとチャイルドシートを正しく着用しよう
  4. 飲酒運転を根絶しよう

―の4項目。

19日現在、愛知県内の交通事故死者は151人(前年同期比1人減)で全国ワースト。うち同署管内(岡崎市、幸田町)は11人(同1人増)で県内ワースト。県内の交通事故死者のうち65歳以上が約半数で、依然として多く、同署管内でも4人の高齢者が亡くなった。うち3人は、夜間、自宅近くの道路を横断中だった。

同署交通課は「夜間の外出は、自宅近くでも気を緩めず、明るい色の服装を心掛け、反射材を利用してほしい」と促している。