東海愛知新聞バックナンバー

 6月8日【金】

■金2含むメダル6個

岡崎聾学校高等部1年 久保南さん
水泳の国際大会で大活躍

県立岡崎聾学校高等部1年生・久保南さん(16)が、5月26日から6月2日まで韓国・ソウルで開かれた第7回アジア太平洋ろう者スポーツ大会水泳の部で、出場した7種目全てで入賞。平泳ぎ200メートルでは2分51秒33の日本新記録で優勝し、見事金メダルを獲得した。来年、ギリシャで開催予定の夏季デフリンピックへの出場が期待されている。(大山智也)

久保さんは、平泳ぎ100、200メートルで優勝したほか、50メートル、自由形200メートル、同タイム決勝400メートルで2位、個人メドレー200メートルで3位、自由形100メートルで4位に入賞し、金メダル2つ、銀メダル3つ、銅メダル1つを獲得。中でも、平泳ぎ50、200メートルでは、耳の不自由な人たちが出場するデフリンピックの参加標準記録を突破。同大会への出場に向けて、大きく前進した。

「大会が始まるまでは、とても不安だった」と、久保さんは当時を振り返る。だが、開会式を終えてからは目の前のレースに集中。大会中に苦労したことは「一つのレースが終わっても、すぐに次のレースが始まるから大変でした」と話した。

久保さんのクラスメートは「南、アジア1位おめでとう!」と、メダルを手に凱旋(がいせん)した久保さんを、お祝いの言葉で迎えた。

久保さんは「デフリンピックに出場できたら、得意の平泳ぎ200メートルで金メダルを取れるよう頑張りたい」と意気込んだ。

夏季デフリンピックの出場者は、今年9月に決定する予定。