東海愛知新聞バックナンバー

 1月8日【日】

■岡崎 岩津天満宮で進学祈願祭

受験生ら“合格”へ絵馬奉納

学問の神様・菅原道真を祭神とする岡崎市岩津町の岩津天満宮(服部憲明宮司)で7日、学業成就を願掛けする進学祈願大祭が始まった。本格的な受験シーズンを迎えた受験生らが朝早くから訪れ、進路を左右する試験の突破を神頼みしていた。(竹内雅紀)

昨年12月に改修された拝殿で祈祷を済ませた受験生らは、境内に設置された絵馬掛けにそれぞれの思いを込めた絵馬を取り付けた。

「第一志望に合格できますように」と高校・大学受験に関する絵馬が多くを占めているが、中には「娘の結婚が“合格”しますように」「息子が無事に就職できますように」など親心が表れた絵馬や「自分に負けない。絶対合格する!」と強い意思が感じられる絵馬もあった。

受験生の代わりに訪れた家族は、取り付けの際に「なるべくいい位置に」と目立つ場所を探したり、証拠にと携帯電話のカメラに絵馬を収めたり、合掌(がっしょう)したりするなどして願掛けしていた。

また、境内にある縁起物の撫で牛に触れて、ご利益を得ようとする家族連れもいた。

同祭は8、9、14、15、21、22日も行われる。いずれも午前9時から。問い合わせは、同天満宮(45―2525)へ。


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