東海愛知新聞バックナンバー

 5月26日【木】

■岡崎「第九」うたう会 始動

12月25日、名フィルと共演

岡崎『第九』をうたう会」(米津眞実行委員長)がこのほど、岡崎市太陽の城で発会式を行い始動した。12月25日に同市民会館で名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演する。同会と岡崎文化協会共催。同会では7月1日まで入会を受け付けている。(今井亮)

合唱指揮者は鏑木勇樹さん。ボイストレーナーには同市の観光武将隊「グレート家康公『葵』武将隊」で徳川四天王の1人、榊原康政を務める一方、オペラ歌手の“卵”でもある吉田裕貴さん(29)が加わった。

発会式には新たに入会した11人を含む会員68人が参加。鏑木さんは「アマチュアの合唱団が、これほど長くプロのオーケストラと第九の演奏会を続けている例はありません。伝統ある岡崎の第九をこれからも続けていきましょう」とあいさつした。

ボイストレーナーとピアノ、ドイツ語指導の各スタッフが紹介された後、会員は発声やドイツ語の発音などの初練習に臨んだ。

入会は、毎週金曜日の午後7時から9時まで太陽の城で行われる練習会場で受け付ける。練習は35回で、会費は一般1万3,000円、高校生以下6,000円。親子割り引き(小中高校生と保護者、1万5,000円)、学校割り引き(小中高校生、1万円、何人でも可)もある。同会は約200人の入会を目指している。

29日の午後2時からは「『喜びの歌』をドイツ語で歌おう」と題して、会員による解説と指導で第九の「喜びの歌」をシラーの原詩で歌う体験イベントがある。

米津実行委員長は「プロのオーケストラと共演してベートーベンを歌う素晴らしい機会。大勢の参加を待っています」と呼び掛けている。入会に関する問い合わせは岡崎文化協会(23―6432)か米津実行委員長(23―1050)へ。


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