東海愛知新聞バックナンバー

 5月7日【土】

■「かんたんレシピ」作る

幸田 町民の健康づくりに冊子

幸田町はこのほど、健康に配慮した冊子「ぶきっちょさんのためのかんたんレシピ」を作成し、町民向けに配布している。

テーマは「主食・主菜・副菜をそろえよう」。普段の食生活で不足しがちな野菜を取り入れた調理しやすい家庭料理になっている。掲載は5品。主菜として、高野豆腐と小松菜のオイスターソース炒め、かんたん和風グラタン、白身魚の野菜あん―の3つ。副菜が、かぼちゃとひき肉の簡単煮、ふわふわ肉団子スープ。

もともとは高齢者を対象にした調理実習用に作られたが、「何かに活用できないか」という意見があり、町民対象の冊子を作ることになった。

町健康課の稲吉美和さん(36)がレシピのイラストや写真、調理法などを1人で担当。「手軽に使える材料で手間を省いた調理内容となっています。健康な体づくりのきっかけになれば」と話している。料理が苦手な主婦や、多忙で時間がない女性にも受けがいいという。

町ではレシピを活用して、7月から男性健康講座「できる男の健康料理塾」を開催予定。「健康づくりに取り組むのは女性が多いので、男性も積極的に参加してほしいですね」と稲吉さん。

冊子はA5サイズで全7ページ。約1200部作成し、町保健センターなどで配布している。(竹内雅紀)


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