東海愛知新聞バックナンバー

 10月6日【水】
今年もストーンフェア

身近に景観づくりを

16、17日 乙川河川敷
石都岡崎の底力発揮

岡崎石製品協同組合連合会(磯貝和汪会長)は16、17の両日、岡崎市中心部を流れる乙川河川敷で石の祭典「第19回岡崎ストーンフェア」を開く。今年は「身近な石たち」をテーマに、市内外の石材業者ら100社以上が参加。約2000点を展示して、石の魅力をPRする。(竹内雅紀)

目玉は会場中央に設けられるテーマゾーンのテーブルガーデン作品。近年、大きな庭を持つ家が少なくなったことから、玄関先や室内のテーブルなどに小ぶりな石彫品を置くことで狭い空間に景観をつくるのが狙い。原寸の5分の1サイズのミニ灯籠(とうろう)や七福神像など約20点が並ぶ。

このほか、来場者自ら石を組み立てる「石の寄せ植え体験」、ペット用記念碑などのアイデア展もあり、バラエティーに富む。また、伝統工芸士による焼き入れ実演、岡崎技術工学院生の石加工実演、掘り出し市など人気のコーナーもある。

実行委員長の楠名和弘さん(40)は「テーブルガーデンは初めての試み。とにかく石について少しでも知ってもらいたい。会場では各事業主が自慢の作品を展示しています。ぜひご来場を」と呼び掛けている。

実行委員会では、2日間で昨年並みの約2万5000人の来場を見込んでいる。

両日とも午前9時〜午後5時。入場無料。前日の15日には「石材グランプリ岡崎」の表彰式が行われ、出展作品はストーンフェア会場で展示される。

問い合わせは、実行委員会(22―0455)へ。


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