東海愛知新聞バックナンバー

 4月7日【火】

千万町・鳥川・大雨河 最後の入学式

岡崎市内の新1年生3760人

ほとんどの公立小学校で6日、入学式が行われ、満開の桜に迎えられピカピカの新1年生が校門をくぐった。岡崎市内の新1年生は昨年より32人多い3,760人(男子1,951人、女子1,809人)。このうち来年3月に統廃合される額田地区の千万町小は2人、鳥川小は1人、大雨河小は1人の新1年生を迎えた。

■マリンバで歓迎

2人が入学した千万町小は、6年生2人、4年生1人の合わせて5人でスタート。

平岩和博校長は式辞で、毛利元就の「3本の矢」の故事を引き、「5人が力を合わせて開校136年目を思い出多い1年にしよう」と呼びかけた。

在校生3人も「伝統の全校音楽を一緒に頑張りましょう」と、マリンバ演奏で「カントリーロード」を披露した。

新入生の荻野有生君は「早く一輪車が上手になりたい」、谷口萌華さんは「勉強を頑張る」と笑顔で話した。

■温かく見守って

入学したのは小林天音ちゃん。平木教男校長から真新しい教科書を受け取ったあと、在校生が歓迎の言葉を述べ、1年間の学校行事を紹介した。

平木校長は「6人の仲間で新しい学校生活が始まります。鳥川小には日本一が2つあります。ホタルの保護活動と地元の人たちの先生です。楽しく仲良く頑張ってください」と激励。

集まった地元住民約20人に「最後の入学式になりました。この1年、温かく見守ってください」と呼びかけた。

天音ちゃんは「学校では国語と算数を習うのが楽しみ」と笑顔で話していた。

■元気いっぱいで

新1年生の林駿太君が加わり、前年度と同じ14人でスタート。

稲吉治校長は「今年度の合言葉を発表します。1つ目は『元気いっぱい』です。学校の中がいつも元気いっぱいだとうれしいです。2つ目は『笑顔いっぱい』です。笑顔は人間だけができるしぐさだと言われます。3つ目は『感謝いっぱい』です。友だち、校舎、運動場などさまざまなものに感謝しましょう」とあいさつした。


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