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東海愛知新聞

最新の防災拠点に

建設中の東庁舎
1階に窓口部門を集約     岡崎市

 岡崎市の定例会見が21日開かれ、建設中の東庁舎に配置される部署が発表された。
 市役所東で工事が進む東庁舎は、防災関連の中枢機能を配備した建物で、1階には災害危険度マップや災害時の知恵を紹介する「防災啓発施設」、2階に災害情報の収集・分析・意思決定を行う「防災課、防災対策本部」、7階に災害現場の画像が確認できる新通信指令システムを整備した「消防通信指令室」が入る。
 地下1階には100トンの耐震貯水槽や物資・資機材を備蓄した防災倉庫、最低3日間の電力を確保する発電機を設置。そのほか、職員の動員・参集や自衛隊の派遣要請のための「総務部」、被災状況や避難者への各種情報を提供する「企画政策部」、被災者の把握を行う「財務部、市民課」などを配置する。揺れを吸収する制震ダンパーが各フロアーに8カ所付けられており、通常の1.5倍の耐震性を持つ。  また、東庁舎は防災拠点としての機能を持つ一方、市民の利便性の向上を目的に、1階に窓口部署を集約。四月に行った庁舎建設のアンケートで、要望が多かった市民の声に応える。
 同舎は昨年10月に着工。本体工事は約80%まで終了し、来年七月の業務開始に向けて順調に進んでいる。

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