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東海愛知新聞

岡崎公園内の城下町わざ工房「たくみ庵」

来場者1万人達成へ

30日まで伝統の技、体験が人気

 岡崎市康生町、岡崎公園内の城下町わざ工房「たくみ庵」がにぎわっている。NHK連続テレビ小説「純情きらり」の放送に合わせて、5月17日にオープン。伝統産業の職人らが実演を披露したり、観光客にものづくりを体験してもらったりしている。来場者は4カ月が経過した今月18日までに9,008人。1日平均約70人の来場があり、最終日の30日までの来場者は1万人に達しそうだ。
 今月16、17日には建具商工業協同組合の組合員が伝統的な細工をほどこした障子や衝立て、小物などを展示しながら、鉛筆立てや木片を組み合わせる鍋敷き作りなどを体験してもらい、2日間で300人を超える来場者があった。
 実演と体験コーナーには、おかざき匠の会、石製品協同組合連合会や三河仏壇振興協同組合、建具商工業協同組合、繊維団体協議会、繊維青年クラブのメンバーと、陶芸家、木彫家などの個人も参加している。
 これまでに来場者から「岡崎にこんな伝統産業があることを初めて知った」「和ろうそくと洋ろうそくの違いが分かった」などという声とともに、「常設でこのような施設があるといい」といった要望もあった。
 施設を運営する岡崎商工会議所では「観光バスで訪れる市外からの人も多く、地場産業を全国に発信するいい機会です」と話している。
 「たくみ庵」の開場時間は午前10時から午後4時まで。23日からのスケジュールは次の通り。 23、24日=雛人形製作実演・展示、根付実演・展示▽25日=雛人形製作実演・展示▽26日=草木染め実演・体験▽27日=コーヒーのいれ方体験、草木染め実演・体験▽28日=三河仏壇(宮殿)製作実演・体験、草木染め実演・体験▽29日=石工体験・実演・展示、三河仏壇(彫刻)実演・体験、草木染め実演・体験▽30日=石工体験・実演・展示、矢の製作実演

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