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東海愛知新聞

全国コンクールで大臣賞

自作教材のビデオ「矢師」   岡崎の制作委員会

 岡崎市の教員で構成する自作教材制作委員会が視聴覚ライブラリーと共同制作したビデオ作品4点が、今年度の全日本自作視聴覚教材コンクールで入賞。うち中学校部門の「矢師―新たな時代を生き抜く職人の姿」が、各部門で1作品のみ選ばれる最優秀賞の文部科学大臣賞に輝いた。
 同コンクールは、日本視聴覚教育協会主催、文部科学省後援で、今回は、全国から選抜された111作品の応募があった。表彰式は今月22日に東京都の東海大学校友会館で行われる。
 文科大臣賞を受賞した「矢師」は、こだわりだけの物作りではなく、新しい素材、設備、工程などを取り入れて時代の変革に対応しようとする岡崎市福岡町「小山矢」の矢師、小山金一さんの姿を追ったビデオ作品。竹矢作りのノウハウをつぎ込み、アルミを超える新素材、カーボン矢の開発に成功。新素材を取り入れることで矢師としての生業を存続させ、竹矢作りの伝統を後世に伝えようとする姿勢にスポットを当てている。
 そのほか小学校部門で「変わりゆく矢作川―オニグルミからのメッセージ」と「繊維の町 岡崎のほこりを守る」、社会教育部門で「ご要望の音に―小さな太鼓屋のこだわり」が入賞した。

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