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東海愛知新聞

目標は全国ベスト8

今月末小中学校囲碁の団体戦
岡崎市羽根小学校“少年棋士”の3人
同じ教室に通う仲間

岡崎市羽根小学校の児童3人が今月30、31の両日、東京都千代田区の日本棋院市ヶ谷本院で行われる文部科学大臣杯小中学校囲碁団体戦小学生の部に、県代表として出場する。先月初めの県大会(日本棋院中部総本部)で8校が争い、優勝。全国大会の目標は「ベスト8」という。

メンバーの杉田俊太朗君(9)、木下陽仁君(11)、柴康太君(12)は、市内の同じ囲碁教室に通う。県大会直前の5月下旬にチームを組んで親しくなり、今では囲碁以外も行動をともにする仲間だ。

ネット上でも対局してます

杉田君は5歳の時、テレビで見た棋士の影響で囲碁を始め、メンバー最年少の4年生ながら主将を務める。囲碁好きの父親のもと、毎朝5時ごろから定石などの練習に励むのが日課という。

木下君は子どもの間に囲碁ブームを呼んだ漫画「ヒカルの碁」で興味を持ち、柴君は誘われて入った同校の囲碁・将棋クラブで―と囲碁に“はまった"きっかけは三者三様。3人とも「家ではパソコンのネット上で対局することが多い」と口をそろえる。

64チーム出場皆で全力出す

全国大会では、都道府県代表の64チームが8グループに分かれ、グループ戦を勝ち抜いた8チームが翌31日の決勝リーグに進む。杉田君は個人戦を入れて2回目、木下君と柴君は初挑戦だ。

ベスト8に入るには「実力の向上と集中力」と杉田君。木下君と柴君は「チームワーク」「一人ひとりが全力を出す」とそれぞれ話す。3人は全国大会まで毎週、市内の有段者を相手に対局を重ねており、同校では団体戦初出場となる3人に周囲も期待を寄せている。

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