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東海愛知新聞

五万石ふじ見ごろ

岡崎公園

岡崎公園の藤が紫色の花をつけ始め、藤棚周辺にほのかな香りを漂わせている。
 同公園の藤は、古くから「五万石ふじ」という通称で市民に親しまれ、藤は市を象徴する花として、市の花にも選ばれている。 
  明治44(1911)年に設けられた藤棚は、約1,300平方メートルに17本の藤があり、樹齢120年のものが5本、80年のものが7本ある。大きいものでは周囲2.4メートル、枝の長さが11メートルにもなる。一つひとつの花は小さく花房が長いのが特徴で、見ごろには花房が80―120センチにまでになる。
  今年の開花は若干遅く、今週末から来週にかけて一番の見ごろを迎える。
  同公園では現在、五万石藤まつりを開催中。午後6時から10時まで夜間照明を行っている。

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