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東海愛知新聞

愛・地球博1周年記念イベント

加藤源重さん(岡崎)参加

「市民プロジェクト2006」   25日

愛・地球博開幕1周年を記念したイベントが25日、瀬戸市内四カ所で開かれる。このうち同博瀬戸会場跡地の「愛・地球博記念館」(仮称)では「市民プロジェクト2006」と題して行われ、市民パビリオンに出展した「福祉工房あいち」(岡崎市牧平町、加藤源重代表)が参加する。  展示品は、加藤さんが手の不自由な人のために作った自助具五点。欠損した指の代わりとなる「万能ホルダーとアタッチメント」「片手用洗濯ばさみ」「片手用トイレットペーパーホルダー」「紙パックオープナー」と「くるくるフォーク」。加藤さんは20分間の講演、自助具の説明をする。
 これらの自助具は、同記念館に永久展示されることになっている。
 加藤さんは平成3年、利き腕の右手を反毛機械に巻き込まれて5指を失った。義肢会社に自助具の製作を断られたため、自ら工夫・発明を重ねて70種類以上の自助具を作ってきた。万博では「希望を与えるモノづくり」というプロジェクト名で出展した。「不自由な数だけ自助具が要る」と話す加藤さんが再び、瀬戸へ行く。時間は午前10時から午後3時まで。
NHK教育テレビでも放送
 加藤さんの発明や生き方をテレビ局が取材している。このうちNHKは四月から始まる教育テレビの15分間番組「道徳ドキュメント」で紹介する。
 小学5、6年生向けの「発明家の右手は宝物」で、4月26日(水曜)と28日(金曜)、5月10日(水曜)と12日(金曜)の4回。放送時間は水曜日が午前9時から、金曜日は午前10時から。同番組は1年間放送。3つのシリーズに分け、「発明家―」は「人生はチャレンジだ」(8本シリーズ)のうちの1本。

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