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東海愛知新聞

岡崎市が募集  2つの条例見直しで

“生活環境”に市民の声

岡崎市は、新たに制定する生活環境保全条例(仮称)について市民の意見を募るパブリックコメントを21日から約1カ月間実施する。
 同市の環境保全に関する条例は、昭和49年の「公害防止条例」と、平成8年の「空き缶等のごみの散乱の防止に関する条例」がある。しかし、産業型公害への対応を目的としていたり、依然として改善されていない状況がみられることなどから、この2つの条例を見直し、新たな条例を制定しようというもの。
 条例案では、県の条例や国の法を補完しながら、自動車の使用に伴う大気汚染などの都市生活型の公害をはじめ、地球温暖化、土壌、地下水汚染などの問題に対処するため▽(市民の提案による)市民環境目標の認定▽土壌および地下水汚染の防止▽地球温暖化の防止▽(ISOなど)環境管理の促進▽生活排水対策―を新たな項目に規定。公害防止に関しては、新規事業場への事前指導、未規制事業場への有害物質規制などを強化し、ごみの散乱防止については勧告・公表の導入などを盛り込んでいる。
 詳しい内容は21日から、市役所市政情報コーナー、環境保全課、また市ホームページの「パブリックコメント」で閲覧できる。

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