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東海愛知新聞

今年も“生の音色”に感動

バイオリンの大久保さんら招き 岡崎市矢作北小

岡崎市矢作北小学校は4日、バイオリニストの大久保ナオミさんを招いて音楽鑑賞会を開いた。
 この鑑賞会は今年で3回目。一昨年、岡崎市栄町の鈴木智彦さんの好意で初めて開いたところ、子どもたちが生の音色に深く感動し、昨年に引き続き今年も開くことになった。
 会場の同校体育館に集まった全校児童683人と職員、保護者ら合わせて750人を前に、大久保さんと平光真彌さんのバイオリン、山下勝さんのピアノで「2つのバイオリンのための協奏曲」や「ハンガリー舞曲第5番」など、7曲が演奏された。
 アンコールでドラえもんのテーマ曲が始まると、大声で歌ったり、手拍子をしたりで盛り上がった。大久保さんが客席に入って子どもたちの目の前で演奏すると、子どもたちは体を揺らしながらバイオリンの音色に浸っていた。
 6年生の西脇友音さんは「この演奏会を心待ちにしていました。今年は2台のバイオリンでいっそう楽しめました。私は今年が最後なので、さみしいです」と話していた。

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