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東海愛知新聞

きょう「家康行列」

岡崎の桜まつり  五万石城下町に歴史絵巻

岡崎の桜まつり最大のイベント「家康行列」(岡崎市同市観光協会主催)は10日、郷土が生んだ英傑・徳川家康や三河武士団を中心に総勢約1,200人と馬九頭、車両14台が参加して午後1時30分、家康ゆかりの伊賀八幡宮を出発。殿橋下流の乙川河川敷に向け、春らんまんの五万石城下町に多彩 な歴史絵巻を繰り広げる。
 今年は、従来通りの鎧兜の武具に身を固めた武士団、振り袖姿の姫や局たちをはじめ、昨年に引き続き「義経・浄瑠璃姫列」「愛・地球博PR隊」も加わり、にぎやかさを増している。
 行列のコースは例年通 りで、伊賀八幡宮―能見通り―本町通り―康生交差点左折―籠田公園前―伝馬通 2丁目右折―モダン通り―明代橋交差点右折―殿橋南詰め―乙川左岸河川敷の約3.5キロ。
 今年は、午後1時に伊賀八幡宮で出陣式を挙げ、午後1時30分から交通少年団の鼓笛隊を先頭に行列が出発。各隊列は途中、本町通りのUFJ銀行前で槍、鉄砲の演習を披露する。
 また、籠田公園前で刀の演習を実施。同公園本部のほか、伊賀橋、UFJ銀行前、東岡崎駅前の四カ所に中継所を設けて行列の通過予定時刻や行列内容を放送する。
 一方、乙川河川敷では午後2時に愛知県古銃研究会の火縄銃の実演がある。
 行列到着後の午後3時30分には、少年武者と少女隊の演舞に続いて、関ケ原の合戦を想定した勇猛果 敢な合戦演習があり、三河花火の乱玉でフィナーレを飾る。
 行列は小雨決行だが、状況により開催するかどうかは当日午前10時に決定し、同市の電話・ファクスサービス(22―7777)のメニュー番号600で流すことにしている。

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