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東海愛知新聞

限定の大吟醸「竹千代」200本

12、13日「長誉まつり」で販売

岡崎市中町の丸石醸造(深田達彦社長)が2月12、13の両日、「長誉まつり」を開く。毎回約4,000人が訪れるという恒例の催し。酒蔵を開放し、長誉まつり限定の大吟醸「竹千代」などを販売する。
 「竹千代」(500ミリリットル、2,000円)は、徳川家康生誕の日にちなみ昨年12月26日に搾った。両日で200本を用意する。また、原酒の量り売りや小仕込み酒、オリジナルのひやし甘酒、吟醸長誉まんじゅう、酒粕(かす)などを販売。そば屋「喜八」(名古屋市)のそば打ち実演と即売、甘酒サービスもある。
 12日には午前10時と午後1時30分ごろから桑原慶秋さんの津軽三味線演奏会、13日午後1時過ぎから「楽風打」の和太鼓演奏会がある。さらに両日の午前と午後、深田社長が酒造り講話を行う。


 今は仕込みのシーズン。29日は早朝から、吟醸用の愛知・奥三河産米「夢山水」を甑(こしき)で蒸し、放冷機に通す作業などが行われていた。
 深田社長は「新酒はいい出来です。樽(たる)の温度をコンピューター制御しており、暖冬でも出来が気温に影響されることはありません」と説明した。
 問い合わせは丸石醸造(電話0564―22―0646)へ。

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